背景・課題
エアコンメーカーさまから軋み音の対策
ルームエアコンの室内機の発泡スチロール断熱材を納品しているメーカーさまから、
エアコン停止後 エアコン内部で使用している部品の発泡スチロール部材が伸縮するため発生する
「軋み音」を低減できる部品を開発してほしいとのご要望を受けて開発。
提案ポイント
原料メーカーと表面加工剤を研究開発
軋み音は、エアコン本体のPS樹脂が温度差により伸縮する際に、接する発泡スチロールと摩擦することで発生した音が、
発泡粒子の空気室に共鳴して増幅すると考えられ、従来は異素材をシール材として貼り付けたりしていましたが、
発泡スチロール表面の摩擦係数を低減するための、表面被膜材を原料メーカーと共同開発しました。
効果
素材物性を変えずに約90%の軋み音抑制に成功
軋み音未対策の発泡スチロールと比較して88%の抑制効果を得ることに成功。
発泡スチロールの物性を変えない表面加工剤で、強度や断熱性はそのままに、長期にわたり効果を発揮いたします。
RoHS指令に対応はもちろん有害物質は一切含んでいません。